ある地点での地震の揺れの強さを表す 『震度』

bousai_why5.jpg震度とは、各地での地震の揺れの大きさを表すものであり、震源との距離や地価の岩盤状態の違いによって、各地で異なる数値になります。すなわち、震度の計測地点の数だけ、値が求まります。

以前は気象庁の観測員による体感や、周囲の状況などを基準に震度が決められていました。しかし、個人の主観が入ってしまうなどの欠点があり、現在では地震計でかんそくされたデータを使った、計測震度が用いられています。

震度階も時代と共に改良され、現在は10階級に細分化されています。以下、気象庁震度階級関連解説表の一部をあげてみました。

●震度0
人は揺れを感じません。

●震度1
屋内にいる人の一部がわずかな揺れを感じる程度です。

●震度2
屋内にいる人の多くが揺れを感じ、電灯などの吊り下がったものがわずかに揺れます。

●震度3
屋内にいる人の殆どが揺れを感じ、棚にある食器類が音を立てることがあります。また、屋外の電線が少し揺れます。

●震度4
眠っている人の殆どが目を覚まし、吊り下げ物も大きく揺れます。座りの悪い置物が倒れる事があります。また、電線が大きく揺れ、歩いている人も揺れを感じます。

●震度5弱
多くの人が身の安全を図ろうとします。棚にある食器類や本が落ちたり、家具が移動する事があります。電柱が揺れ、補強されていないブロックべいが崩れる事があります。窓ガラスが我落ちることもあり、ガス、水道、電気などのライルラインに支障をきたす事があります。

●震度5強
非常な恐怖を感じ、多くの人が行動に支障を感じます。たんすなどの重い家具が倒れる事があり、また変形によりドアが開かなくなることがあります。補強されていないブロックべいの多くが崩れ、据付不十分な自動販売機が倒れる事があります。多くの墓石が倒れ、また、自動車の運転が困難になります。

●震度6弱
立っている事が困難になります。固定していない重い家具の多くが移動、転倒します。かなりの建物で、壁のタイルや窓ガラスが破損、落下します。耐震性の低い住宅では倒壊するものもあり、また、地割れや山崩れが発生することもあります。

●震度6強
立っている事ができず、這わなければ動く事ができなくなります。補強されていないブロックべいの殆どが崩れ、耐震性の低い住宅では倒壊するものが多くなります。耐震性の高い住宅でも、壁や柱が破損するものがかなりあります。

●震度7
揺れに翻弄され、自分の意志では行動できません。殆どの家具が大きく移動し、飛ぶものもあります。殆どの建物で壁のタイルや窓ガラスが破損、落下し、補強されているブロックべいも破損するものがあります。また、耐震性の高い住宅でも傾いたり大きく破壊されたりするものがあります。大きな地割れ、地すべり、山崩れが発生し、地形が変わることもあります。

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